子どもの成績は環境で決まるのか?

新学年になってそろそろ1ヶ月。
新しい環境にも慣れた頃でしょうか?

最近縁あっていろいろな中学生の勉強をみる機会があります。
いわゆる「できる子」と言われる成績上位層の子ばかりではなく、様々な成績の子を見る中でなんとなく感じていたことに近い記事を見つけました。

 

子どもの成績は環境で決まるのか

先日ちょっと話題になっていたこちらの記事

news.livedoor.com

 

釧路の人が皆こうというわけじゃないでしょうが、地方の人の方がこういう家庭は多いでしょね。

 

また逆にたとえ、ど田舎であっても、代々教育熱心な家柄で昔からどんなに遠くても東京の大学に進学するのが当たり前という家も少なくないと思いますし、そういう家を結構知ってます(^_^)

私も日頃、いろいろな子の勉強を見ていて、

 

親が教育熱心(ここでいう教育熱心とはただ勉強について口を出すだけではなく、
勉強についてなら、子どもが今何を学んでいるか知っていて、よく状態を見ている。
勉強以外のことについても、その子をどう伸ばすか日々試行錯誤しているようなイメージなんですが。)
の家の方ができる子が多い(もちろん例外もあります)と感じるようになりました。

 

そんなの当たり前でしょって思われるかもしれませんが、

例えば中学生に方程式を教えていると、百分率がよくわかってない子が意外に多いのです。

 

今は消費税も8%だし、パーセントの計算って日常で結構使うものだと思うのですが、本人たちは日頃ほとんどそれに頭を使っていないから定着してないんですね。

百分率って確かに初めて習うときは難しく感じる子が多い分野かもしれません。

でも決して難しいわけじゃなく、小学生で習った時にバーゲンの50パーセント引きとか、この中の30パーセントだったらいくつ?など、
家で声がけすることで、日常でも使えるようになっていくものですよね。

「だってそれがわからなかったらバーゲンに行ってもいくらになるかわからないじゃない??」といっても、あまりピンとこない様子の子が多い。

そういうことを経ていなくて、子ども自身も特に勉強していないと、そのまま中学生になって方程式で百分率が出てくると拒否反応を起こしてしまうのかな、と。

一方、このブログにメッセージを下さる方は
とても教育熱心で、私なんか足元にも及ばないくらい、ご自分のお子さんに熱心に勉強を教えていらっしゃる方が多いのです。

今でも私は小学生時代にもう少し自分の子どもに勉強を教えれば良かったかも・・・と多少思っているのですが、
実際今自分が勉強を教えているよそ様の子は、あまり教育熱心じゃない(なかった)家の子も多いのですよね。

 

やっぱりここが田舎だからなのかな~とも思うのですが。

 

子どものスマホ一つにしても、我が家では中学生でも無制限にスマホを見せているということはありませんでしたが、
あまりそういうことを気にしないお母さんも意外に多いということも感じたり。

 

 

親は子どものプロデューサー

親が子どもにどの程度関わるかという、そのへんのバランスはとっても難しくて、特に中学生を過ぎるあたりから過干渉になってはいけないし、放置してもいけない。

またそれぞれの親子にとって最適なバランスも違うものだと思うんですよね。

ただ思うことは、やっぱり親が持っている情報は子どもにしっかり伝えておいたほうが良いし、親も情報を入手するようにしたほうがいいということです。

 

自分の子どもの頃を思い出しても、子どもって狭い世界に生きてるんですよね。

今はネットがあるから情報をいくらでも入手できるとはいっても、これまた子どもってしょーもない情報ばかり(失礼)見てるんですよね(^_^;)

親が持っている情報を子どもに伝えるというのは、どうしても親の価値観を経て伝わってしまうわけですが、
ともかく子どもにはうるさがられてもいいからいろんなことを伝えて、子どもが自分でものを決める材料の一つにして欲しいのです。

子どもが望むなら、親自身の受験の経験も、成功でも失敗でもどんどん話してあげれば良いですしね。

 

ただ、あまりに高学歴で完璧な話だとかえって子どもがプレッシャーを感じることもあるとのことで、華麗なる経歴をお持ちの親御さんは要注意かもしれません(^-^)

経験がないなら、やっぱりそこは自分も色々情報を入手して、策を練るのも大事ですよね。

 

もし勉強自体がわからなくても親はその子にとって唯一の名プロデューサーになれると思うのです。

 

子どもに、こういう進路があるよっていうことを色々提示することはとっても大事なことではないでしょうか?

そして子が望めば、それが叶うようにできることをサポートできる親でいたいですよね。

 

また、年の功って絶対あると思うのです。

私自身、経験では年長者に絶対にかなわないところがまだまだいくらでもあります。

年長者だからこそ、子に言えることってありますよね。

そういうことは決して無駄ではなく、いつかどこかで子の役にたつのではないかなぁ・・・と信じたい私です。

 

 

 

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