受験の合否はあくまでも相対的順位で決まる

長男の私立高校入試当日から発表までのことを
ここ数日書いてきました。

私立の第2志望の方が受験日は後だったのに、先に合格通知が
郵送で届き、本命は諦めモードだったとはいえ、

不合格だと届くのが遅いのかな?
などと思いながらもどこかでまだ望みを捨てきれずに待ち遠しく思っていました。

前回の記事

www.juku-nashi.com

の続きです。

入試日前後の時系列に沿って出来事を振り返りつつ書いています。

 

郵便が届かないまま外出

入試結果が届くと思われたその日は午前中に本命私立校の合否通知が届くことはなく、
昼前には用事で外出しなければなりませんでした。

その外出の帰りに、出かけていた長男を拾って
一緒に帰ってきました。

 

この間、家には誰もいなかったので、
速達が届いていたら郵便受けに入っているはずです。

 

家の駐車場に車を入れながら
「アレ、ポストに来てるかもね」などと言っていると、
車が止まるや否や、走って郵便受けに見に行っていました。

 

この時もまだ私は、もし落ちていたら本人はガッカリしちゃうだろうなぁ・・・と
思っていたのですが、

 

封筒を持って飛び跳ねながらこっちに走ってきました。

 

「受かった!受かった!!」

 

俄かには信じられませんでしたが、
問題の難易度が上がったので、平均点も下がり、
何とかギリギリ拾ってもらえたようでした。

 

 

 

公立優位の地域の私立入試の特徴

以前にも少し書きましたが、
この地域は公立優勢で、公立中学の上位の子はほとんどが公立高校の上位を目指しています。

 

日頃の受験勉強もどうしても公立向けのものが主流となっています。
おそらく、大手進学塾でもそういった傾向は否めないのだと思います。

 

一方で、難関私立高校の入試問題を解くには、
それ専用の対策が必要となりますし、
高得点をとるには、かなりの時間も必要となります。

 

今回はその「かける時間」が絶対的に足りなかったのだと感じました。

 

ここ数年の過去問を主に対策したけれど、
少し変わった方向から出題されたら、なかなか素早く対応できないし、
ましてや入試本番にそこまでできる実力もなかったのだと思います。

それでも合格できたということは、
やっぱり受験者全体の点数が低かったとしか考えられない。

 

講習に通った大手進学塾の先生も言っていましたが、
その難関私立を単願第一志望としている子は1割もいなくて
あとは、ずっと公立併願で勉強してきた子たちとの間で
相対的な順位付けになる、
ということ、そのままだったと言えると思います。

 

今回はたまたま本当にラッキーだったと思いますが、

本人が入試後によく読んでいた、受験者が集っているサイト?によると、
やっぱり数学3割なかったと言う人は落ちていたようですが、
総合で6割ないくらいと自己採点していた人も多くが合格した
と書きこんでいたとのことでした(あくまで匿名掲示板の話ですけれど)。

 

改めて、合否はあくまで相対的順位で決まるということなんですよね。

模試などでもそういったことは痛感してきました。
総合で上位に食い込むには色々な点数のパターンがあることをこちらにも書いています。

www.juku-nashi.com

 

まさに試験は水物・・・

目標目指して勉強しているときも、

そして入試当日であっても、最後まであきらめないことが大切なのだと実感しました。

 

 

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