1点が合否を分ける難関公立高校受験 自分の弱点を把握して失点を防ぐコツ

公立高校の入試問題は
一部の例外を除いて、
都道府県単位で、どの高校も基本的に同じ問題で実施されます。

ですので、難関公立高校の受験は

満点に近い得点をとる受験生達との間で、

1点の差で結果が異なるものとなります。

 

合格するためには、
弱点を把握して、その部分を補強したり、
軌道修正していくことが求められます。

 

弱点の把握の仕方

各自の弱点を把握するのに最も適しているのは、
やはりテストです。

 

テストと言っても、定期テストより
実力テストや、模試から弱点があぶりだされてきます。

どうしても学校の定期テストだと、範囲が決められているし、
また、ただの暗記競争のような問題が出る場合もあります。

 

そのようなテストだと間違えた箇所も
弱点というよりは、単なる暗記もれなどに終始することも多いでしょう。

 

ひとつ、言えることは、
どのテストであっても、
間違えたところは宝 
くらいの意識で、その後の分析が必要だということです。

 

難関公立を目指す子は、
割とどんなテストでも上位の成績を収めると思います。

 

でも、ミスはあるでしょう。

 

そのミスの中に、とんでもないミスが隠れている場合があるので
要注意です。

 

自分だけではなかなか認識できない作業かも知れませんので、
さりげなく親など周りの大人がチェックできると良いのではないでしょうか。

 

 

 

テストでミスがあったらやっていたこと

基本的にはミスは、すべてミスノート行きでした。

www.juku-nashi.com

 

ただ、定期テストだと本当に、このページ全部を暗記せよなどという課題から、
そのまま暗記したことを書くような問題もあったので、
そういうものは放っておきます。

 

時間切れで、できなかったものは
必ず後できちんと解くようにします。

 

それでできればもちろんOKですが、
できないのであれば、しっかり復習をして
(もちろん質問できる人に聞くなりして理解してから)
ミスノートでもう一度解きます。

ここまでは中学生一人だけでも十分できる作業だと思います。

ここからは、我が家の実践法ですが・・・

さて、テストが返却されると、
あれ?こんなものどうして間違えた?というようなところがたまにあります。

 

そういう部分については
さりげなく、会話や、類似問題を解くことで
理解しているのかどうかを確かめるようにしていました。

(あくまでさりげなく、相手の自尊心を傷つけないように
するのがポイントでした(^_^;) )

 

ここで、意外なところに弱点が見つかることがあります。

 

あぁ、こんなこと、ちゃんと理解しないでやっていたんだね、
という部分がでてこれば、
その部分について、基本的なテキストに戻って
じっくり復習をします。

 

その時間は、先に進めないので
受験生だと焦るかも知れませんが、
まさに急がばまわれです。

 

受験本番でほとんどの子ができることを落とす
それだけは避けなければいけません。

 

そういった弱点は、

  • 時間の都合などで学校で授業がほとんどなかったところ
  • 今までたまたまテストでほとんど出ていなかったところ
  • 中1の頃にちょっとやった後、関連分野もなく 全く忘れてしまっているところ

などに多いようで、意外なところに潜んでいるものです。

 

模試や学校のテストでも業者テストは他の受験者の正答率を必ずチェック

模試や、学校での実力テストでも業者テストだった場合は、
後日、成績表とともに、小問ごとの正答率が出されることが多いと思います。

 

この正答率も要チェックです。

 

いくら点数が96点だったとしても
ミスしたところが解らなかったところで
さらにその問題の他の受験者の正答率も高いとなると、やはり問題です。

 

ミスした個所と正答率を突き合わせて、
正答率が過半数を超えているのに間違えている場合は
もう一度、関連分野をしっかり復習した方が良いと思います。

 

まとめ

どうしてもテストだと点数や順位、
さらに模試だと合格判定などに目が行きがちですが、
それだけではなく、
冷静に自分のミスを分析したいところです。

 

満点近い得点が求められ、1点の争いになる
難関公立高校受験のためには、
こういった細かく、ちょっとしんどい作業も必要です。

 

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