初参加の夏期講習で苦戦したことと克服法

今までと違って
夏期講習をベースにして
勉強を進めていった中3受験生の夏休み。

トップ高校を受験したいと言い出してから
勉強を見てきた私としても、
今までやってきたことが果たして
トップクラスの塾でも通用するのか
確認したいという気持ちがありました。

国語の文法で苦戦

 

講習前にはあらかじめテキストをもらって
予習をしていくのですが、
予習で意外に苦戦しているようだったのが
国語の文法問題です。

 

質問をされるので、見てみると
すごく基本的な問題に迷っている様子。

そこでまずは品詞の分類からしっかり確認することにしました。

 

品詞の分類からはじめよう

 

まず、日本語の単語は
自立語と付属語に分かれること。

 

自立語は以下()内の9つに分類。

 

活用があるもの(動詞、形容詞、形容動詞)と、
活用がないもの。

活用がないものはさらに、
主語になる体言(名詞、代名詞)と、
主語にならないものに分けられる。

 

活用がなく、主語にならないものは
修飾語になるもの(連体詞、副詞)と
接続語になるもの(接続詞)と
独立語になるもの(感動し)に分けられる。

 

付属語は、助詞と助動詞の二つ。

と、この一番初めの定義からあいまいだったわけです。

 

 

 

何事も大局をとらえたい

 

聞いてみると
学校では、
テストの都度、使用しているワークから問題が出されるので
そこをほぼ丸暗記していただけで、
根本からの理解が全くなかった様子です。

 

さらに学校だとテスト範囲だけに限って、本当に細かく
暗記してくるように言われ、
例えば今回のテストは助動詞の意味上の分類だけ細かく何問も出すとか
(使役、受け身、推定、伝聞などなど20種類以上あるやつですね)
そもそも、それって何について勉強しているの?と考える余裕も機会も
無かったようです。

 

まさにブツ切れのボヤーっとした知識がついてるだけです。

 

そこで、これってこういうことなんだよと
品詞の分類から始めて
品詞同士の関係(主語と述語、修飾語と被修飾語など)などを
まとめて表にして頭を整理するよう勧めました。

 

(品詞の分類表は必ず学校のワークや教科書などにあると思いますので
ご参考までに)

 

でも、よく見たら
夏期講習のテキストもそうやって順番に学ぶ仕組みになっていたようで
余計な心配だったみたいですが…。

 

入試でも、文法問題は必ず1問は出るので
時間のある時に全体像からしっかり把握しておきたいところです。

 

公立だとそんな難しいものは出されませんので、
基本的な分類とか関係、意味をちゃんと把握しているかいないかで差がつきます。

 

たった1、2問だからいいんじゃない?

と思うかも知れませんが、
その1、2点で合否が分かれるのが入試ですもんね。

 

そういった細かい淡々とした作業が
続いていくのが受験だと思うし、
合格へのたった一つの方法ではないでしょうか。

 

何事も大きくとらえて
今自分がその中でどの位置にいるか、
知ることが大切だと思っています。

  

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