「高校への数学」 難関高校受験対策のための雑誌 おすすめ添削指導も

ほぼ 塾なしで難関高校受験をした長男が
お世話になった添削指導についてです。

前回の記事

通信教育をうまく活用するには?

高校生になって最近Z会を始めたが、
なかなかZ会の勉強の流れを
上手く活用できていないようだという話を書きました。

それに対して、中学生時代にお世話になった添削指導は

答案返却のタイミングと次回の答案作成のタイミングが
うまく合っていたように思えます。

利用していた添削指導は通信教育ではありません。

月刊誌 高校への数学 です。

 

 

 

「高校への数学」のおかげで塾に行かなくても難関私立高校対策ができた

皆さんお馴染み?大学受験のための

大学への数学の中学生版です。
中学受験された人には中学への数学でお馴染みなのかもしれませんね。

月刊誌で1年サイクルで難関高校受験に必要な数学を
一通り演習するというコンセプトの雑誌です。

 

巻末に学力コンテストというテストがあり、
切手や郵便小為替を同封して送ると
翌月13日前後にとても詳しいレジュメとともに
答案が返送されます。
回数券だと1回500円くらいだったと思います!!
(安いです!!)

 

応募者全員に順位がつき、

上位だと翌月の紙面に学校名と名前(もちろん匿名の方もいますが)
が載ります。

3位以内に入賞すると、その順位のデザインの
特製バインダーがもらえるのです。

 

初めて買ったのは中1の頃でしたが
ハッキリ言って、長男には難しすぎ?で、
ただリビングにあるだけという感じでした。

その頃、先取り学習もあまりしていなかったので
未習部分が多く、とっつきにくかったのでしょう。
学力コンテスト(略して学コン)でも上位には
有名中学の名前がズラリと並んでいます。

ただ、読者のコーナーや、
インタビュー記事などは面白く読んでいたようです。

また、小学生!や、同じ中1でも学コン上位者がたくさんいることは
刺激になっていたようです。

数学の記事も公立高校の受験対策から
ジュニア数学オリンピックに関するものまで
難易度も様々で、
当初は、私の方が
こんなに面白い雑誌があったのか!と思って
定期購読していたようなものです。

 

学力コンテストをうまく利用したい

結局長男が学力コンテストに取り組みだしたのは
中3になってからでした。
中3であれば公立生であっても、十分内容は理解できます。

毎月テーマごとに、丁寧な解説と
基礎的な問題から難問まで演習ページがあるので
受験勉強に活用しました。

ただ、学力コンテストの方は最初は苦労していたようです。

今まではただ答えの数字を書くようなテストがほとんどでしたが、
学コンでは、きちんと論理的に答案を仕上げなくてはいけません。

毎月時間をとってじっくり取り組んでいました。

いつも締め切り(25日)ギリギリに出して

(消印有効に間に合わせるため郵便局まで直接行ったり)
翌月13日前後に返送されるのを楽しみに待っていました。

 

答案と同封されるレジュメには詳しい解答だけでなく、
読者からの優れた別解、
その分野の基礎的な練習問題などもあり、
答案返却後、その分野をしっかり理解する手助けとなります。
全てファイルして辞書代わりのように使っていました。

添削は東大生などが担当していてこちらから指名することもできるので
毎月同じ人に添削してもらっていました。
やはりハッキリ順位がでることが本人は面白かったのだと思います。

そのうち、本誌に名前が載るようになり、
初めてバインダーをもらったときは本当に嬉しそうでした。
結局1位のバインダーはもらえることはなかったのですが…。

 

高校への数学 で
学コンなどに参加している子たちのコメントや
お便りコーナーなどを読んでいて思うのは
やっぱり、こういった雑誌に載っている子たちは個性的というか
学校にいるような多数派ではないなぁということです。

私には皆それぞれとても個性的で魅力的に映りました。

 

受験前には学コンマン(学力コンテストの添削担当の方々)から
メッセージをもらって
投稿が載った際の景品のキーホルダーとともに
受験時のお守りにしていました。

 

また、私自身も高校への数学には大変お世話になったと思います。
特に、長男に教えるため、理解を深めるのに本当に役に立ちました。
また、全ての分野で要領の良い解き方をこの雑誌に教わったと思っています。

 

確率なんかは高校になっても数Aあたりで読み直していたようです。

 

私立過去問演習にも役立つ!

新年度4月号から6月号あたりまでは
難関高校のその年の入試問題の解説があるのですが、
市販の過去問題集の解説に納得がいかないと、
高校への数学のバックナンバーを買って読んでいました。

バックナンバーだとamazonで1円とかも多いので読んでない方は
お試しに買ってみるのもいいと思います。
私自身も最初はそうでしたので。

 

特に学習内容自体はそんなに変わらないので学習のために
読むだけならバックナンバーでも十分だと思います。

 

ちなみに高校生の長男
今では 大学への数学  を一応購読しておりますが
まだ学コンもだしていないようです・・・・。
私としてはZ会東大総合演習よりこっちやれば?と思うんですけどね(^_^;)

 

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コメント

  1. vt-maguna より:

    中学への数学は何冊か購入しましたが、とても塾と併用はできずじまいでした。今は塾へ行っていないので、高校への数学、大学への数学、活用できたらいいなぁ。
    学コンはこの前始めて存在を知りましたが、わかりやすい説明で興味を持ちました。
    息子がやってくれるかは謎ですが…。
    やはり塾なしで合格される方は、きちんとやってらっしゃるなぁと感心です。

  2. jyukunashi より:

    コメントありがとうございます!!
    塾なしだからこそやれたのかも知れませんね。高校への数学や学コンは解法がエクセレントで数学の芸術的側面(?)が感じられるのが私にとっては魅力的なんですよね(´ー`)