国語の点数を安定させるためにやったこと。感覚だけでは行き詰まる?!

窮屈な中学校生活を過ごす中で
県のTOP高校に憧れ、
塾に行かず
少しずつ勉強を進めていった長男。

数学や理科については
当初はわからないところは私が見るという方針で進み、

中2になってからは、数学については
学校よりも先の分野にどんどん進むという方針でいきました。

 実際、高校受験で重要分野となる

円や三平方という分野を

中3の終わりに習うことが
無理があるというものですよね。

 

そんなペースで勉強していたら
難関私立入試で図形の難しい複合問題への対応が
まず間に合わないと思ったのです。

 

中2までは数学について
私が好きなこともあり、強く意識して
目標を掲げて勉強をしていき、

順調にすすんでいるように見えました。

 

 

 

ずっと感覚で解いてきた国語の問題を論理的に解けるようにしたい!

しかし、実際中3受験生になって困ったのが国語です。

国語の力と読書量 その関係は? – ほぼ塾なしで県TOP高校に合格するまでの記録

の記事でも書きましたが
何はなくとも国語力というくらい大切な国語ですが
長男自身ずっと感覚で解いてきていました。

 

学校のテストや簡単な実力テストなら何の問題もない。

 

逆に国語が得意な人なら皆思うように
現国の実力問題なら勉強する必要もないし、
楽に点が取れてお得?くらいに思っていました。

 

私自身もそのタイプで大学入試まで特に困ることもなかったので
そのまま対策もせずいたのですが、

 

中3になり、模試で読み取りが難しい小説が出た場合に、
思うように点がとれないことがあり、
点数が安定しなくなってしまいました。

さて、どうしようか?

主人公が変わりもの?などで、
感情移入できない場合、まず点がとれていないのです。

 

そういう時は、ネットでリサーチしてみたり、

人に聞いてみてから
本屋に行ったり、色々と試行錯誤をして
試しに問題集や参考書を買ってみます。

 

とりあえずやってみようと、

長男に買ったのは
出口汪の国語シリーズでした。

 

はじめに、高校入試とかいてある

中学生用のものを2冊購入したのですが

システム中学国語 論理入門編

システム中学国語論理完成編

 

「猫でもわかる」というコンセプトで

猫と会話して進めるという内容で
小説については

感覚で解くのではなく、
必ず文章中に客観的根拠があるので
それを見つけ出すという作業を

問題ごとに丁寧に解説してあります。

 

実際、これを長男が解いて
解説を読むと、
平易な文章で丁寧に書かれているので
読めば納得するのですが、
言われればわかる
という感じでした。

実際はどんな問題が出ても解けるような考え方、
読み方を身に着けてほしいのですが、
そこまではこの本だけではハッキリしませんでした。

 

そうすると、
もっと簡単な基礎的なもので小学生向けのもの
目がいきました。

こちらは中学受験などでも使われることが多いようですので
ものは試しと思い、買ってみました。

これがすごく面白かったのです!!

小学4年生以上とありますが
基礎国語力編(上)は新見南吉の
「手袋を買いに」と「赤いろうそく」が題材になっています。

(まず私は久しぶりに新見南吉を読めて面白かったのです。)

 

はじめは文章中の主語述語の関係をとことん勉強します。
簡単なのでどんどん進みます。
と思っていると、意外に考えないとわからないものもあります。
(上)巻では助詞助動詞までやって完了です。

基礎国語力編(下)は杜子春
基礎読解力編(上)は注文の多い料理店
と 銀河鉄道の夜
が題材で、
ともかく内容が面白くて
長男も先が読みたくてどんどん一気に進めていました。

日本語トレーニングシリーズはこの三冊をやり、
根拠を文章中から探す
ということがだいぶ以前よりわかったように思えました。

小学生用かもしれませんが、全学年の国語の勉強に対応できると思います。

 

私はというと、久しぶりに銀河鉄道の夜を読んで
宮沢賢治童話集も一から読みたくなり
買ってしまいました。

 

前に読んで何となくわかっていたお話を
こんな風に論理的に分解する作業はとても興味深いものです。

大人の方にもおすすめです。

 

 

皆さんのそれぞれの受験情報が載ってます

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(本人・親)へ
にほんブログ村

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

この記事の関連記事等

この記事の関連記事等