受験直前に受講した冬期講習、
そのトップクラスの中で、この時点での自分の大体の位置づけもわかってきました。
焦る気持ち
冬休みはもういわゆる「直前期」だと思いますが、
私立入試が近づくにつれて、色々と迷ったり困惑したりということが出てきました。
前回書いたように、冬期講習のテストゼミでは何とか上位2割ぐらいには入っていて
私自身はまぁまぁでしょう、と思っていました。
しかし返却された答案を見ると、まぁ色々と穴があったり
いまだにケアレスミスも見られます。
まずは穴(あやふやな部分)を埋めなければいけません。
この時期になってあやふやになっているところが発見されるのは
本来なら嬉しいことなのですが、
本人には、だんだん焦りに似た感情が生じてくるようでした。
その復習をしていると、やろうとしていた私立対策をする時間がなくなってしまう。
マイペースな長男も年が明けてからは、たまにイライラするようになっていました。
そもそも、そのあやふやな部分が私立入試に出るかもしれないのだし、
今すぐにその穴を埋めておかなくてはいけないということは
明らかなのですが、
「こんな簡単なことじゃなくて、もっと難しいものをやらないと(私立に)受からない」
と言うようになっていました。
(その「簡単なこと」をちゃんと理解できていなかったのですけどね(-_-;) )
難関私立と公立を併願する難しさ
公立でもいわゆる難関で、独自問題を入試に採用している高校もありますが、
この地域の公立高校入試ではトップ校から全て、同じ問題で試験が行われます。
中3の始め頃までは、県の公立トップ高校に行くことを一番の目標としていたので
その簡単な公立の問題でいかに満点に近い得点をとるかということに重点を置いて
勉強してきました。
そして一方の私立。
県内に一つだけ雲の上の?存在のようなトップ高校があり、
公立トップを受験する子の代表的な併願校ではあるけれど、
あくまでチャレンジ校のようなもので、
公立に行ければいいという子が多いこの地域では滑り止めにはならない
その私立トップ校を最初から受験しない子も多いのです。
最初は併願校のつもりでしたが、色々話を聞くうちにそこへ行きたいという本人の気持ちは大きくなってきました。
難関私立の問題は公立とは雲泥の差です。
そもそも簡単な問題を完璧に解くための勉強と、
難問を解く勉強って種類の違うものですよね。
そう思って対策をしてきたけれど
時間が圧倒的に足りなかったのだろうな・・・という気持ちはありました。
こうなるなら、
最初から私立トップ対策ばかりしていた方がよっぽど効率が良かったのですけど今さらそんなこと言っても仕方がありません。
数学の対策についてはこちらに書いた通りです。
ただ、ここで救いになったのが、その講習に参加していた塾で得られた情報です。
それは、
結局、この県ではごく一部の受験生(それこそ講習でいつも1位をとるような子でしょうね)を除いて、ほとんどがそのパターン(公立対策メイン)で勉強してきているため、実際の入試で、私立トップ高校の問題をすらすら解けるような子はまずいない。
結局合格者は上から何人と数えて決まるので
その中での争いになるから、この塾の講習のトップクラス在籍者は
全体で見ればもともとかなり上の方に位置しているので、
皆できないできないと言いながら、多くが結局合格している。
という話でした。
こういった情報を得る目的もあって講習に行っていましたが、
この話を聞かなかったら、もっと激しく親子で落ち込んでいたかもしれません。
ともかくは残り1ヶ月必死で私立対策に取り組もうと思っていました。
皆さんの高校受験情報が色々あります。