前回の記事で
長男が中3の9月にとある資格試験を受けた際、
「この資格が内申書(調査書)に載ってたら超カッコいい」(←←?!)
と言っていた話を書きましたが…。
実際、高校受験の調査書に記載される資格って入試にどれくらい影響するのでしょう?
入試が有利になる資格試験
一般的に中学生がよく取得する資格として、
英検や漢検、数学検定などがありますが、
長男が受験した県のトップ公立高校の、
一般入試では、どれも特に有利なことはありませんでした。
合否はあくまで点数だけで決まり、
当日の試験の点数と内申点(通知表の合計点)の合計で上から順位をつけて
定員数までを合格とするとされています。
その際、合否のラインで同点の場合のみ、
調査書(内申書)に記載されていることを考慮して合格者を選抜する。
資格試験は、その際の参考事項という位置づけでした。
ですので、私も資格が有利なのは推薦入試か、
一部の私立だと思っていたのですが、
一般入試(それも公立)でも、資格に加点するという学校も
たくさんあるんですね!!
英検
やはり英検は有利になる学校が多いようです。
このページを見て驚いたのですが、
公立の一般入試でも持っている級によって加点される学校が沢山あります。
公立だけで加点・優遇を検索してみた結果はコチラです。
87校もありました。
長男の英検受験についてはこちらに書いています。
数検
こちらのリンクから一覧が見られます。
関東は公立の一般入試でもハッキリ加点とあるところが多いですね。
調査書の様式は?
ちなみに、英検や数検で
一般入試でも加点されることが多い埼玉県の調査書の様式は
の通りです。
このうち
3特別活動等の記録の「その他」は主に部活などでしょうか。
英検などの加点されるという資格は
5その他 に記載されるのでしょうね。
長男の受験の時も、調査書の様式が配られました。
10月の始めごろに、
この調査書に記載するから
持っている資格や、表彰歴を
記載して提出するようにと言われました。
スポーツの検定、珠算に英検、そして9月に張り切って
取得したマニアックな?機械系の資格
作文や自由研究の表彰状など
色々かき集めて提出していましたが・・・
担任の先生には、ひとこと、
「記載する欄が狭いから、全部は載せられないからね (^-^)」
と言われたそうです(^_^;)
入試結果には全く影響なかったと思われます・・・。
もし、加点されるような資格があればちゃんと
重点的に記載してくれるんだと思いますよ。
調査書の様式は、
いつの時点の内申点が記載されるかについても、
都道府県によって異なりますし、
学校によって入試における資格の取り扱いが異なるので、
早めに調べたり、聞いたりしておくのがおススメです。
皆さんの受験情報が色々あります。