どこに重点を置くのか  塾をやめて家庭教師にして部活と高校受験の両立に成功した友人の話

さて、前回の

テスト順位という数字に初めて直面したとき –

の続きです。

結局Sくんママは、大手チェーンの集団塾から
個別指導のところか家庭教師にしないかとS君に提案したそうです。

しかしS君の答えはNo。

 理由は

本人曰く

せっかく今の塾に入って先生にも慣れてきたし、
違う学校の友達とも仲良くなって授業以外は(-_-;)結構楽しんでる。

 

個別指導や家庭教師だと先生と1対1でやるのが結構気まずい(-_-;)
どんな人が来るかわからないから不安。

 

ということだったそうです。

 

それで本人も、ちゃんと授業中も起きているように頑張るから
今のままがいいということで、
無理やり替えるのも何だし…ということで
しばらく様子をみることになりました。

 

 

 

しかし、中間テストが終わると、
部活動も夏の大会に向けて練習が本格的になり、時間もますます長くなり、
土日の練習試合も多く…

当然というべきか、
勉強面については、何の改善もされず、
学期末テストではますます結果が悪くなってしまったとのこと。

 

そこでSくんママは思い切ってSくんに
「S、もう塾辞めたかったら辞めていいよ」と言ったそうです。

Sくんの答えは即答で「Yes」。

何より、S君の睡眠時間が毎日5、6時間しかとれず
このままじゃ身体面にも影響してサッカーの集中力もなくなってしまうのでは
ないかと心配したからでた言葉とのことでした。

結局、その後S君は1年生の時は以前の馴染みのある塾で
長期の休みの講習だけに参加したそうです(塾の先生には
ずいぶん反対されたそうですが)。

 

しかし通常授業を辞めても、成績は特に悪くもならず
(Sくんママは一応ホッとしたそうです)
それほど良くもならず、ということが続きましたが
睡眠時間は確保できるようになったため
授業中の居眠りがなくなって内申は良くなっていったそうです。

 

そして
2年生の秋からは、高校受験を見越して
家庭教師を利用したそう。

家庭教師は
S君の希望でサッカーの話ができる若い男性ということで要望を出し
何回かお試しして、相性の良い先生に出会えたそうです。
そういう希望も聞いてくれるのですね。

以前の塾と比べても、家庭教師の方が短時間で済むので

費用的にも負担はそう変わらす、

最初からこっちにしておけばもっと学力もアップしたのに?

と思ったそうです。

 

最終的にSくんは
三年間実績を残したサッカーの実力が認められ、
内申も十分だったため
希望校にすんなりと推薦で進学していきました。

 

この話を聞いて感じたのは
やはりどこに重点を置くかということです。

 

Sくんの場合は、そこまで難関校に入りたい訳ではなく
サッカーという大好きなものがあり、得意でもある。

サッカーを高校でもやりたくて、そのための希望校があるなら
そこに行ける内申を超えることを当面の目標に据えて
頑張っていけばいい。

 

子どもを見て
そういった環境を整えてあげるのが
親の務めなのかなぁと思います。
当たり前のことといえば当たり前なんですが…。

 

時間などの制約で自分が教えられないときは

S君のような忙しい子には家庭教師の方が融通が利く部分はあるでしょうね。

 

例えば、

家庭教師比較検索サイトで、

希望に応じた教師を派遣してくれるのか?

教師のレベルはどうか?など

複数の会社を比較するのは必須です。

 

 

 

TOP高校に入ったからと言って当然それで終わりではなく、
すぐに大学受験もあります。

親として子に何ができるのか…
私がしていることは、子のためになっているのかどうか?
色々考えさせられる今日この頃です。  

 

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