数学嫌いな子にもおすすめ 小学生時代に読んでおきたい!考える力が自然に身に着く懐かしい本

最近、新聞広告にとっても懐かしい本の広告が
出ているのを見かけるようになりました。

私が子どものころ、
図書館でよく読んでいた本です。

 

タイトルは
「算数の探検」。

 

同じように「懐かしい~」と思う方も
少なくないのでは?

 

小学生向けの本となっていますが、
中学生にもおススメですよ。

 

「算数の探検」全10巻

たまたま、広告を見かける少し前に
定期購読している

大学への数学 2016年 07 月号 [雑誌]
数学者の

角 大輝 氏大阪大学理学部数学教室)の
インタビュー記事があり、

角 先生も、全10巻を親に買ってもらい、
読んだことが、算数・数学との最初の出会いだったと、
この本の魅力を色々熱く語られていました。

 

その後、新聞広告を何度か見て
とっても懐かしくなり、
数学を教えることが多くなった今、
改めて読んでみたくなりました。

 

私が子供のころは
ほるぷ出版から出ていたのですが
2011年に日本図書センターから復刊されたとのことです。

 

写真を見ると懐かしく
アマゾンでも人気のようでしたが、
いきなり買うのは憚られました。

というのも、この本
かなり大きいです。

 

子どものころ、家にこの本はなかったのですが、
大きくて重いからと買うのも
借りるのもためらって、なるべく図書館で読んでいました(^^;

 

今回も、まずは
図書館で全巻一気に借りてきてしまいました(^^)

 

持ち帰るのがちょっと大変でしたが
ワクワクした気持ちで読み進めましたよ。

先日紹介した読書感想文を書くのにおススメの

誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書)

と並べてみると大きさがよくわかると思います。

 

f:id:jyukunashi:20160827133855j:plain

図鑑や絵本と同じハードカバーの本です。

 

www.juku-nashi.com

 

 

 

中学数学や高校の範囲まで考える力が自然に身に着く

 

この本では

ユカリ、サッカー、ピカット、グーグーなどのキャラクターが
時に難問を出すモンスターと戦い?ながら
算数の世界を探検していきます。

第1巻の「たす ひく かける わる」
から始まり、

図形、方程式や関数、集合といった分野まで
どれも簡単な導入から始まり、
面白く考えながら中学、さらには高校で習う数学分野まで
自然に進んでいってしまいます。

 

特にユカリが優秀な気がしますが・・・。

 

学校で習って
何となく暗記のように覚えてしまっていた算数や数学の基本が
どうしてそうなるのか、
クイズを解くように
考えて理解できる仕組みになっています。

 

小学校の教科書は、これでいいんじゃない?と思うほどです。

 

図形(第5巻)では等脚台形や回転体
方程式(第7巻)では食塩水など連立方程式の文章題
関数(第6巻)では f(x)などの記号も登場し、
第8巻の集合なんて、高校に入った当初、長男が苦労していた分野です。

 

長男に高校受験数学を教えていた時、手元にあればもっと良かったなぁと思ってしまいました。

第9巻では2進法、3進法、7進法などがあっという間に計算できるようになります。

第10巻は数学のクイズ集で、家族みんなで楽しめると思います。

ゆっくり取り組みたいので、
とりあえず10巻は買うことにしました(^^)

上述した大学への数学のインタビューで
角先生が、この本から

「考えることは楽しいことだ」

「考えることは、みんなが遊ぶのと変わらない、
人間の他の活動と同じなんだということを教わった」

と述べているのがとても印象に残りました。

 

私もいつも同じように感じています。

 

受験生って色々大変だけれど
勉強できる幸せ、
勉強(考えること)の面白さを感じて取り組んで欲しい
いつもそう思っています。

小学生はもちろん、
数学が嫌いな中学生にもおすすめできますよ。
もちろん、数学好きな中学生の
息抜き?としても。

図書館にはきっとあると思いますので
良ければ一度読んでみてくださいね。

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