中1、中2の間は部活動など色々な理由で塾なしだった場合でも、
受験生となる中3からは塾に入ろうかと考える場合も多いと思います。
難関高校志望の場合は、行きたい塾のレベルが高いとか、
塾の先取り学習が進んでいて、途中から入れるかどうか、
(入塾してもついていけるかどうか)不安になることもありますよね。
塾の勧誘への不安
新学年ということもあり、最近そんな不安を聞くことが多かったのですが・・・。
塾と言うものを多く理解しているわけじゃないのですが、
そういった不安については、その塾に断られてない限り大丈夫ではないでしょうか。
こういう不安はもしかしたら、中1とか中2とかで今塾に行かないことを選択している人に多いのかも知れません。
現状は塾に行ってないけれど、
果たして中3の途中から塾に入ってやっていけるのだろうか?
とか
塾の関係者から早期からの入塾をやたら勧められて不安になるといったことも聞きます。
後者の、塾の関係者がやたら早期からの入塾を勧めてくるという点については、
3月くらいから毎日入る新聞広告を見ても実感しますが、
この点についてはあまり心配要らないのではないでしょうか。
だってそういった勧誘がすごい塾は
きっと中3になっても同じように勧誘してきますよね。
中1,2の頃は、「今からカリキュラムを組んでやらないと間に合いません!」とか
「今からどんどん先取り学習をするので中3からでは遅い!」などと煽り?ますが、
そういった塾のほとんどが中3になったら、
「今からでも間に合う!」と言って生徒を募集していませんか?
塾の先取り学習についての不安
先ほどのような勧誘がすごい塾はあまり良い塾ではないような気がしますが、どうでしょう?
それよりも、こちら、塾の先取り学習についての不安は誰しも多少思うことだと思います。
この点も、高校入試のための塾ということに限って言えば、
基本的にはさほど心配要らないのではないでしょうか。
というのも、長男の場合も
中3の夏休みに初めて大手進学塾の講習生になりましたが、
入るまでは、その塾にいる子は、本当にすごいんだろうなぁと恐れおののいて?いた部分があったのですよね。
早い子は小学生の時から、高校受験を見据えて、その塾に入るそうです(あえて中学受験をせずに!)。
中2の頃にも、その塾の模試を初めて受けて、散々な成績だったこともあり、
どれだけ上に人がいるんだろう・・・と思ったものです。
でも先取り学習とはいえ、しょせん高校受験という天井(範囲)が決まっているものなのですよね。
これが数学オリンピックとか物理オリンピックとかを目指して勉強しているのだったら
天井がなくて、到底短期間で追いつける気がしませんが
高校受験というゴールが同じなので、やることは限られています。
多少スタートが遅くても
高校受験のための勉強なら、基礎さえできていればある程度短期間でも理解は可能だし、
例えば同じ事を習っても中3の時の方が、中1の頃と比べて半分の時間で理解できるというような
こともあると思います。
塾の方でも生徒募集をしている限り、そういった生徒に対してはフォローをしてくれるでしょうし、そうじゃない塾なら入らない方がいいです。
自ら進んでどんどん質問をするのが一番いいですよね。
先生も喜んで教えてくれると思います。
それに、目標は塾で上位になることではなくて、
志望校に合格することなのですから、そこをしっかり見据えてコツコツやれれば、
少なくとも塾の先取り学習への不安と言うものはそう心配するものではないと考えます。
余談ですが、どちらかといえば、ずっと追いかける立場で高校受験を乗り切った長男ですが、その高校でもそこまで学力的にスゴい!と思える子は少ないそうです。
「本当に学力が高い子は、やっぱり中高一貫で好きな勉強をじっくり追求している子に多いようだ」
と、言っていますが、そういう天井のない子たちと大学受験で同じ土俵に上がるつもりらしい。
やっぱり親はただ見守るしかないのですけれどね。
こちらには高校受験情報が色々あります。